そろそろ 薄れかけてきた原発事故について

今日も NHKの「ニュース深読み」 (土曜日 午前8時半から)を見た
毎度のことだけど 全国の議員さんは見ていないのだろうか? と思う
今日は スリーマイル島原発事故との比較があった
スリーマイル島では 事故から11年たって ようやく廃炉がすんだ
東電の工程表では 福島第一原発は 廃炉の作業開始は2021年 
10年後にようやく開始されるのである
廃炉が済むのは それから11年としても かなり先の話であって
おまけに スリーマイル島の事故が起きた燃料のメルトダウンは1基だが
福島第一原発では 3基
これは 比較できないほどの事故といえる
みんな 分かっているのだろうね 本当に気の遠〜〜〜くなる話ですよ
除染で出るセシウムを含んだ土の量 まだ半年で 東京ドーム23個分という
これからどれだけ出るか?? 
セシウムの量が1000分の1になるのは 300年
いくら話を聞いても 何年経ったら人には大丈夫になるのか
はっきり「何年」とは言えないそうです
前にも書いた 児玉龍彦教授によると
福島の人には こくな話だが 当地で保管処理をしたほうがいいとのこと
それは 環境を回復して生きていくためには 考えないといけないことと
言っておられた
ドームのようなものを作って 管理システムで放射性物質が漏れていないか
管理するのだが 300年先の人が ここに放射性物質があると分かるように
しておかなければならないと 
代々 人は この福島第一原発から出た放射性物質の管理を 
300年に亘ってしていかなければならないということ
本当に 気の遠くなる いえいえ 想像もつかない話
そうして考えると 玄海原発は絶対にいらないと思う