恒例行事

もうかれこれ20年以上も 毎年のことである
湊八坂神社の灰振り祭りで参拝してから お守りを買って
どこかでのんびり食事をする
それが昨年から 一泊の安旅行に出かけることにした
今年は土日にかかったため 行きたかったプランは満室だった
ネットで原鶴温泉が取れたので そこに決めた
しかしながら当日は大雪で たどり着けるかどうか心配だった
前日からホテルと確認取りながら 最悪の場合はキャンセルということで・・・
当日の朝 我が家のあたりは まだ雪が残っていた
湊八坂神社に近づくに連れて快晴で 大雪だったのが嘘のよう
これなら行けると出発した
途中 何度も高速の料金所に 通行止め解除がどこまで進んだか電話をかけた
午後2時頃 ようやく通行する箇所が解除になったので
良かった〜 これで安心 ホッとする
チェックインまで少し時間があったので 大刀洗平和記念館に寄って行くことにした

かってこの地には旧陸軍が東洋一を誇った大刀洗飛行場を中心とする
一大軍都が存在し 歴史的な役割を果たし大きく発展していきました
しかし昭和20年3月 米軍の大空襲により壊滅的な被害を受けました

撮影OKの本物のゼロ戦(修復)

操縦席

下の銀色の飛行機は 故障して博多湾に墜落
湾岸工事で発見され 海から引き上げられた機体

車輪の足が短いのは 着陸することがないからだと
醤油差しほどの小さなビンに 半分くらい液体が入っていた(100ml程度)
残燃料・・・と書いてあった
またこの飛行場は特攻隊の中継基地として 数多くの若き特攻隊委員たちの
出撃を見送った場所でもあります
特攻隊の出撃地としては知覧がよく知られていますが
出撃地に行く前に(知覧など) ここで家族と最後の面会をした場所だと
説明をしていただきました
最年少は15才 
飛行機の操縦士として 心身を鍛え 技術を学び 晴れて一人前になれば 
国を守るために 家族を守るために 本懐を遂げることができる喜び・・・
15才といえば まだ中学生
国のため? 家族のため? 自分のためにさえ 
まだ定まらないのが 今時の現実
今の時代に生まれていて良かったと思いますが・・・