忘れ雹(ヒョウ)

昨日は お葬式に参列した
私がこの家に来てから 色々と問題が起こる度に
後ろの荷台にコンテナを積んだバイクでやってきては
問題解決のために介入してくれた 主人の伯母が亡くなった
もう何年も 施設に入所していたので 
久しぶりに見た伯母の顔は 知らない人のような感じだった
別れというのは いつでも寂しいものだが
久しぶりに会う人とは「変わりなかったね?」 
ここで初めてつながりが分かった人とは「あら〜親戚だったのね〜」などと
賑やかに出会いの場でもある
故人の供養には ワイワイガヤガヤ賑やかな方がいいと聞いているので
これもまた良い供養になるのだろう
夕方 精進落しの食事をしていると バラバラと音がしている
雨が降っていると思っていたら
子供達がヒョウが降ってきたと喜んで 
冷たい冷たいと言いながら 手に持って来た
いつもの年は 3月の忘れ雪が降ったものだが
今年は積もるほどの雪は降らず これが忘れ雪の代わりだろう
庭の花桃が満開で いつもの年だと桜の花との共演が見られるのだが

桜はまだ開かない
今か今かと待っているだろう 蕾の先がピンク色になっている

待ち遠しい開花宣言